上の写真は昨日の満月を園原から見たものです。
写真では小さくなってしまいましたが、肉眼ではびっくりする程大きかったです。
昨日の満月に合わせて、園原にゆかりのある木賊について少しご紹介♪
園原は月の名所といわれています。
かつての文人等が、ここでの中秋の名月を賞したといわれています。
有名なのは源仲正が詠んだ歌。
木賊刈る そのはら山の木の間より
みがかれいづる 秋の夜の月
園原から見えた月は「木賊(とくさ)」で磨きあげたかと思われるぐらいの月である
…トクサで磨くってなんだっ!??
木賊とは…(横の写真)
高さ50cm程のストロー状で地下茎が直立する植物。茎の表面が硬く、木・竹・骨などを磨くのに用いられた。奈良時代には租税のひとつ「調」として「信濃より納調木賊六両」との記録が残っており、平安時代にも同様に「調」として民部省に納められていた。古代の信濃の名産品で園原の特産とされる。
モノを磨くものとして昔は木賊が使われていたんですね。
その木賊で磨いたような丸くて大きくてつるんとした月が園原から見えたのでしょう。
はゝき木館の前の土手にた〜くさんトクサが植えてあります。
昔はこれで歯も磨いたそうですよ〜
さて、今日は皆既月食が見られるそうで。
園原での月はどんな風に見えるのでしょうか。楽しみたのしみ♪
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